あ行の樹木

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アオキ

ミズキ科アオキ属

アオキ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 アオキ
木の特徴

 

若葉や若枝が緑色で良く目立つことからその名がついたと言われる。

高さ1から3m、常緑低木、雌雄異株

 

花の特徴

3から5月、円錐花序を出し紫褐色で直径7から

8mmの花を咲かせる。花弁は4個。

 
葉の特徴

葉は長楕円形で8から18cmで先は尖り、肉厚で光沢がある。縁には荒い鋸歯がある。

 

実の特徴

実は10から翌年の4月に赤色に熟し、核果は長さ約2cmの楕円形。

アオハダ モチノキ科モチノキ属
アオハダ
木の特徴

日当たりの良い山地に自生する。
高さ10~15mになる落葉高木で樹皮は灰白色。

雌雄異株

 

 

花の特徴

5月から6月に短枝の先に直径4ミリ程度の花を1~2個付ける。
写真は雌花で雄花は球状に集まって咲く。

アオハダ
葉の特徴

葉は4~7センチの卵形~広卵形で、先は短く尖り、浅い鋸歯がある。

枝は長枝と短枝があり。長枝では葉は互生するが、短枝に付く葉は数枚が輪生状となる。
葉の表面には細かい毛がある 。

 

実の特徴

果実は直径7ミリの球形で熟すと赤くなる。

アオハダ
場内で見られる場所


場内では(12)の樹木展示林の中に多く生育している。

 


アカメガシワ トウダイグサ科アカメガシワ属
アカメガシワ
木の特徴

 

木を伐採された跡地でいち早く生育するパイオニア樹木のひとつです。葉の新芽が赤いことから赤芽(あかめ)ガシワと呼ばれます。カシワとは神前に食べ物を盛る時に用いる葉のことです。

高さは5から10m
雌雄異株

 

花の特徴

花は6月から7月にかけて円錐状の花序を出す。

花序の軸には星状羽毛が密生する。
遠くからでも木が白~薄黄色に見えます。
写真は雄花です。

アカメガシワ
葉の特徴

葉は卵状円形で互生する。
葉の先は尖り、全縁。

長さは10から20センチで若葉は三裂する。

新しい葉は赤い。

 

実の特徴

実は褐色に熟し、直径4ミリの黒色の種子をはじき出す。

アカメガシワ
場内で見られる場所


山野に普通に生育しどこでもよく見ることができる。
写真の木はカリン園から森の館に登る道の左手に生育している。

 


アキグミ グミ科グミ属
アキグミ
木の特徴

日当たりの良い原野に自生する。高さは2から3m位になる。良く枝分かれをして若枝は灰白色の鱗片に覆われて白く見える。

 

 

花の特徴

4から5月に葉腋に白の花を数個付ける。花は白から黄色に変化する。
合弁花であるが、花弁のように見えるのは実は筒状の萼の先端が4裂したものである。

アキグミ
葉の特徴

葉は4から8センチの長楕円形で互生する。
葉の表と裏には白い鱗片が密生する。

 

実の特徴

果実は6から8ミリで秋には赤く熟すが、生食は不向きであり果実酒に用いられる。

アケビ アケビ科アケビ属
アケビ
木の特徴

 

山野に生える落葉つる性の樹木である。
雌雄同株

 

花の特徴

4月から5月に総状花序を出し薄紫色の花を咲かせる。花には花弁はなく萼片が3枚ある。

アケビ
葉の特徴

葉は5個あり長さは約6センチ、長楕円形で全縁。
よく似た木にゴヨウアケビがあるがこちらは同じ5枚葉でも降りに波状のあらい鋸歯があることで、見分けられる。

 

実の特徴

実は9月頃に熟して生食できる。
実の皮も天ぷらなどに利用される。

 
アセビ ツツジ科アセビ属
アセビ
木の特徴

本州、四国、九州のやや乾燥した山地に自生する。有毒成分を持ち、動物が食べると中毒を起こし「足痺れ」することからアシビレからアシビとなりアセビとなった。

 

花の特徴

2から5月に枝先に円錐花序を出し、7から8mmの壺形の花をたくさん下げる。花は白色で先は浅く5裂する。

アセビ
葉の特徴

葉は広倒披針形で互生し、長さ4から8cmで先は尖り、革質で縁には荒い鋸歯がある。

 

実の特徴

果実は褐色に熟し、ほぼ球形で直径5から6mm。

アツバキミガヨラン ユリ科ユッカ属
  木の特徴

明治中期に渡来した外来植物。
高さ2から3mになる。

 

 

花の特徴

花は白色で下向きに鈴なりに咲き、5~6月と10月11月に咲く。

アツバキミガヨラン
葉の特徴

葉は厚い肉質で表面には光沢がある。
先は鋭く尖る。

 

実の特徴

日本では結実しない。

イヌガシ

クスノキ科シロダモ属

イヌガシ
木の特徴

暖地の山地に自生する。
高さ2から10mになる常緑小高木。

樹皮は灰黒色。小さな丸い皮目がある。

イヌガシという名前からカシの類かとも思われるが実はクスノキ科でシロダモとよく似ている。
雌雄異株

 

 

 

花の特徴

小さな暗紅色の花が枝に密集して咲く。

花被片は4個で雄花は雌花よりも大きい。

イヌガシ
葉の特徴

葉身は長さ5から12cmの長楕円形で裏面は粉白色を帯びる。

先は鋭く尖り、三脈が目立つ、薄革質で表面には光沢がある。

両面とも無毛。 葉縁は全縁。

実の特徴

果実は長さ約1cmほどの楕円形から長楕円形で、10から11月に黒紫色に熟す。

イヌガシ
イボタノキ

モクセイ科イボタノキ属

イボタノキ
木の特徴

山地に自生する。
高さ2から3mになる落葉低木。

 

 

 

花の特徴

花は5から6月に当年枝の先に白い花を総状に咲かせる。
花は長さ約7から10mmで漏斗状、先は4裂する。

イボタノキ
葉の特徴

葉は長楕円形で長さ2から7cm。
縁は全縁で対生。

 

実の特徴

果実は黒紫色で7mmの楕円形。

エゴノキ 別名:ロクロギ エゴノキ科エゴノキ属
エゴノキ
木の特徴

山間地や丘陵地に自生する。
高さ7から15mになり株立ちし易い。

果実の皮に辛さとあくがあり、えぐいことからエゴノキと名付けられたと言われる。

雌雄同株、落葉高木

 

 

花の特徴

花は5から6月に当年枝の短い側枝の先に
総状花序をたれ下げる。
花の直径は約2.5cmで下向きに白い花を咲かせる。

エゴノキの花
葉の特徴

葉は倒卵形から楕円形で長さ4から7cm。
縁には細かい鋸歯がある。

 

実の特徴

7月頃には実を付け核果は緑白色、卵形で長さ約1.5cm、星状の毛がある。種子は褐色。

果皮にはエゴサポニンを含んでおりかつては石けんの代用品として使われた。

エゴノキの実
 オガタマノキ

モクレン科オガタマノキ属

オガタマノキ
木の特徴

暖地の山地に自生する。
神社仏閣などによく植栽され。神事などに用いられる。オガタマは「拝(おが)み霊(たま)の木」の意味で、この木の枝を神前に供えて神霊をおきたてまつることからオガタマノキとなったと言われる。
高さ10から15mになる。

 

 

 

花の特徴

3月から4月に葉の腋に直径3から4cmの芳香のある白い花を咲かせる。
花の基部は紫色を帯びる。

オガタマノキ
葉の特徴

葉は長倒卵形で互生する。
長さ6から12cmで全縁、光沢がある。
葉柄は2cm程度と長い。

 

 

 

実の特徴

10月に5から10cmの赤い集合果をつける。
種子は赤橙色で一つの袋果に1から6個入っている。