さ行の樹木
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サルスベリ(別名:ヒャクジツコウ) |
ミソハギ科サルスベリ属 |
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中国南部が原産で日本へは江戸時代に渡来した。庭や寺院などにもよく植栽されいてる。 幹がすべすべと滑らかで「猿もすべり落ちる」ことから名がついた。別名の百日紅は花期が長く、100日も紅色の花を咲かすことからと言われる。 樹高3から9m、落葉小高木 |
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7から9月、円錐花序を枝先から出し、紅、白、紫色などの花を咲かせる。
花弁は6個、径は4から5cmで花弁のシワが目立つ。 |
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葉は5から10cmで卵形から卵状楕円形で互生する。 |
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10から11月に褐色に熟す。さく果は長さ1から1.5cmの楕円形で中に多数種子がある。
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サンシュユ | ミズキ科ミズキ属 |
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中国・朝鮮半島原産で江戸時代中期に日本に渡来する。高さ5から15mになる落葉高木。 春先の花の無い時期に黄金の花をつけることから、別名「はるこがね」とも言われる。 |
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花は2から3月頃葉より先に枝一面に散形花序をつけて、黄色の花を密に咲かせる。 |
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葉は3から10cmの卵状楕円形で、対生、葉先は鋭く尖り全縁。 |
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9から10月長さ1.5cmの楕円形の液果をつける。熟すと赤くなる。
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シモツケ |
バラ科シモツケ属 |
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本州、四国、九州の日当たりの良い草地や林縁などに生え高さ1m程度になる。本株の最初の発見地である、下野の国(しもつけのくに)現在の栃木県からその名がついたと言われる。 |
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6から8月に枝先の複数散房花序に、直径4から6mmの花を多数開く。色は淡紅色、紅色、白色などがあり、花弁は5枚で雄しべが長い。 |
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葉は長さ2から8cmの長楕円形で互生し、先は尖り縁に不揃いの鋭い鋸歯がある。 |
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袋果は長さ3から4mmで黄褐色に熟す。中の種は細く長さ約2.5cm。 |
シラキ |
トウダイグサ科シラキ属 |
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本州、四国、九州、沖縄の山地に自生する。高さ5から10mの落葉小高木。 |
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5から6月若枝の先に総状花序を出して、上部に黄色い雄花を多数つけ、基部に1から3個の雌花をつける。 |
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葉は長さ6から14cmの卵状楕円形で互生し、先は尖り全縁。 |
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10から11月にさく果が黒褐色に熟す。直径2cmで3つに裂けて白い糸で3個の種子をつるす。 |
シロヤマブキ |
バラ科シロヤマブキ属 |
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山地にまれに生える。庭や公園などによく植栽される。高さ2m程度になる落葉低木。 |
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4から6月枝先に 直径3から4cmの白い花をつける。花弁は4枚。 |
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葉は対生で、互生の山吹とは違う。 |
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そう果は4個で5から7mm程度の楕円形で初めは赤褐色であるが次第に黒くなる。葉が散った後も残る。 |
シャリンバイ |
バラ科シャリンバイ属 |
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東北南部以南の暖地の海岸に自生する。花が梅ににていることと、枝が四方にでて車輪のように見えることからその名がついたといわれる。 |
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4から6月枝先に円錐花序を出して、直径1.5cm程度の白色の5弁の花をつける。 |
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葉は車輪状に枝先に集まって互生し、長さ4から8cm
の長楕円~倒卵形で縁に浅い鋸歯がある。全縁のものも見られる。 |
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実は直径7から9mmの球形で紫黒色に熟し白粉をかぶる。 |
スイカズラ |
スイカズラ科スイカズラ属 |
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山地の道路脇などでよく見ることができる。この花をとって口で蜜を吸っていたことからその名がついたと言われる。つる性常緑 |
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5から6月枝先の葉腋に2個ずつ花が咲く。 |
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葉は対生し3から7cmで長だ円形、先は尖る。縁は全縁で両面に毛がある。
葉には変異が多い。 |
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液果は直径5から6mmで球形、2個が並んで黒く熟す。 |
センダン |
センダン科センダン属 |
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暖地の海岸近くや河川沿いに自生する。高さ5から15mになる落葉高木。 |
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5から6月に10から15cmの複集散花序を、本年枝の葉腋から出す。花は淡紫色で花の径は1.5cmで中央に花糸の集まるが目立つ。花弁は5個で長さ8から9mm。 |
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葉は大型の奇数2から3回羽状複葉で互生し、小葉は卵形から卵状長楕円形で長さ3から7cmで先は尖り、縁には不揃いの鈍鋸歯がある。 |
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実は10月頃に黄色に熟し、核果は長さ1.5から2.5cm。葉が落ちた後も長く枝に残る。
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